例年は地元で過ごすことが多いのですが、今年は仕事とイベント参加のため自宅で過ごすことにして、地元には連休前に行きました。

振り返れば地元を離れて8年。「地元に帰る」ではなく「地元に行く」と表現してい辺りにも時間の経過を何となく感じます。

実家に帰ると、大体いつも、夕飯までの間に散歩に出掛けます。
変わりゆくもの、変わらずに在るものを確かめながら、じっくりと徘徊…


ご存じの方も多いかと思いますが、私はいわゆるコンビナートで生まれ育ちました。楽しかったこと、悲しかったこと…この街での思い出にはいつも、工場のある風景がありました。
ずっと一緒に過ごしてきたこともあって、淡々と在り続けるこの風景が何だか優しく見えて、無機質な形の中にもどこか温かさを感じています。
そんな工場のある風景が変わらずに在り続けることに言い様のない安心を感じています。


おまけにもう一つ。変わらずにあると言えば近所の街中華。

「B定食」
小さい頃は、大人と同じメニューが食べたくて背伸びをして…
でも食べきれなく持ち帰り容器に詰めて持ち帰る羽目になってましたが、
今では難なく食べきれるようになり、ビールまで飲んじゃったり…
(※因みにライス抜きでオーダーすると小エビの天ぷらが出てきます!)

案外、一番変わったのは私自身かもしれないなと…
…大きく膨れたお腹をさすりながら岐路につきます…